【アフターコロナ】アフターコロナの世界を考えてみる②
昨日の続きです。
昨日は
①倒産が増える
②スタグフレーションになる
を解説してきました。
続いて起こることは
③一極集中でなくなりオフィスの分散化が進む・・・すでに大きい会社やフットワークの軽い会社は動き始めています。
大手起業は今まで集約して効率化を図っていました。
他部署も一気に集めて業務を効率化できるように大きい所帯での事務所を構えることが多くなってきていたのですが、それが今は事業所を分散し人を減らしリモートワークを行うようになってきています。
コロナにかかった従業員がかかってしまったらオフィス全体を消毒をしなければならない点もネックになります。
ただ、リモートワークでできる業種とそうでない業種があるので分散できる業種は限られるでしょう。
それでも今までに比べて大型の事務所や店舗を会社は減っていくでしょう。
④テイクアウト専門店が増える・・・
飲食店業界・居酒屋業界に関して今回のコロナウイルスは致命的ダメージを喰らっている業種は多いです。
ですが、地元にあるラーメン屋や焼肉屋など影響をあまり受けていないお店を見受けることもあります。(コロナ禍でも普通に行列ができていました)
だからといってそんなお店は少数。
客入りが戻るようになるのが時間がかかってしまう店舗も多いです。
当然閉めるお店も多くなります。
1階に構えていた飲食店は賃料が高いところが多いですから店構えをを小さくした小型のお店が増え、店内で飲食を好む人が少ないためテイクアウトのお店が増えてくるでしょう。
小さいお店のほうが家賃が安くなり、家賃が安いほうが借りる側からしても借りやすいですからね。
⑤都心部での不動産価値が下がる・・・
コロナの影響が起こる前からオリンピックが終わったら不動産価値は下がると言われていました。
既に都内では価格下落が起こっているといいますが、これからは本格的に下がってくるでしょう。
下がり方のプロセスはこんな感じです。
【不動産価値下落のプロセス】
都心部やショッピングモールから賃料が払えないためのテナントの撤退→
空室物件の増加→
空室物件が今までの賃料だと決まらなくなる→
競合物件でも賃料が下落し価格競争になる→
売り逃げを考える人が物件を手放し収益物件の売却が始まる→
利回りの低い物件が出てくる→
不動産価値が今までの市場からは価値が下がる→
収益物件が下がれば住宅物件の価値も下がってくる。
だが投資用物件に比べれば住宅用の物件は価値の変動は少なめ。
今まで駅周辺で家賃を高く払う業種は飲食店や美容室でした。
だからといってそれらの業種は基本的には自転車操業的な部分があり、
事業が回っていないと血液が止まるようなもの。
それらの業態で撤退はかなり多く見込まれます。
今の情勢を考えると撤退が起こればすぐには決まってくることは難しいものです。
いま家賃が高いテナントには設備投資をしてやりたいと思う人がどのくらいいるでしょうか?
もしいればそれはかなりの冒険家になります。
⑥e-sportsが流行る・・・
オリンピックは来年に延期になりました。
ですが、オリンピックは正常に開催されるでしょうか?
もし完全にコロナが収束したとしてもウイルスに対する恐怖は私達に深く刻み込まれました。
メディアにもあるように正常に開催されるkとは無いでしょうし、オリンピックができてもできてなくても日本では大不況が起こるでしょう。
ちょうど今日は甲子園が中止になってしまいました。
今後スポーツは盛んに行われるでしょうか?
スポーツを行うこと自体がリスクと捉えられてしまう世界観が継続してしまうでしょう。
そうなればスポンサーだってつきにくいですよね。
うまく広告ができなければスポンサーはつきません。
しかし昨年よりIT技術の進化が世界的に飛躍的に進化が進んでいるニュースを耳にします。
5Gです。
通信の発達ですでにゲームをスポーツ的に熱狂的に行われるようになりはじめました。
今後熱狂的に人々が集まらず安全に行うとなるとそれはITを経由したゲームにスポーツが変容していくでしょう。
ちなみにオリンピック後景気は確実に悪くなります。
既に今までオリンピックを行った都市や国は大体が不況になっています。
日本でも同じような現象が起こるでしょう。
だからこそ、ITリテラシーを高め、様々なことにアンテナを張らせ自己研鑽を緩めないようにしていきたいものです。
大変革の未来が待っていますが、それは時代の転換点。
いつの時代にもあったかと思います。
変わっていこう。