底地借地はなるはやで解消したほうがいい
こんにちはテセです。
もしいま自分の住んでいる家が借地権なのであればなるべく解消できるならしたほうがおすすめです。
底地権借地権は詳しい人にとっては良いものなのかもしれませんが、あまりよく不動産に詳しくない人であればいろいろな問題を抱えることになる可能性があるので、できるだけ購入するか・売却するかがおすすめです。
簡単にに伝えると
借地権者・・・土地の上を持っている人(建物を建てられる)
底地権者・・・土地の下を持っている人(建物の土地部分を持っている)
正直最初に聞いたときはそんな権利の関係があるのね。
と戸惑ったのを覚えています。
そしてこの1見1個に見える土地が権利としては2つに見えることに衝撃を覚えました。
どんな問題が発生するのかというと
【借地権者にとっての問題点】
・すぐに建て替えられない
・更新料がかかる
・相続になった際には売るに売りづらい
・月々地代がかかる
・銀行の融資も付きづらい
【底地権者にとっての問題点】
・借地権者へ請求をかけていかなければならない
・物件として売りづらい
コレコレといろいろありますが、物件を売却したり色々なことをやろうとするときに意思決定が単独でできないという点が非常にデメリットではあります。
通常の不動産に明るい方でなければ様々な不利な条件を地主の方や不動産屋に割り当てられる可能性が高くなります。(地主や不動産屋はプロなので情報格差がでてしまう)
その場合損得が大きく発生してくる可能性が出てきます。
借地権でオススメな使用方法は
・好立地で初期費用安く住みたい。・・・こちらは不動産に詳しい人やお金を多少浪費したとしてもよいと考えれる方です。借地権は割と好立地にあります。駅前などであればそれは要検討しても良いかもしれません。ただ、最終的には資産になりませんので注意ではあります。
・収益物件として貸し出す・・・これはオススメです。もし借地権でキャッシュフローが良いのであれば借地権でしばらく保有していけば最終的に底地人さんが手放すまで保有するくらい持っているという可能性も出てきます。その場合好立地で不動産を取得できるようなこともあるかもしれません。但し、当然貸し出しのリスクはあるわけで、賃貸経営の知識が必要になっていきます。
底地権・借地権はいまでこそあまり聞かなくなっていますが、以前は農家さんなどから土地を借りて借りて住むという方が庶民としては一般的でした。
今はアパートなどありますが、それまでは家だったわけですもんね。
一般的だったからこそ、ある程度共通認識があったものが今は主流ではなくなって来ている部分もあるため、よく理解した方でなければ底地・借地を購入していくのはオススメではありません。
もし底地権や借地権をお持ちの方はうまく調整を行いましょう。