【話を聞く】老人と赤ちゃん
僕の仕事は不動産関係の営業職なのですが、お客様で70過ぎの方がいます。
その方との打ち合わせの際にはいつも2時間程度かかります。
内訳は雑談が1時間から1時間半で残りが本題。
よく「お客様の話をよく聞くことが9割大切で最後に本題を少しだけ話す。」
という言葉がありますがまさに実践をするような形で仕事を進めていました。
そんな中、前回の打ち合わせの際に決め事を次回に建物の確認作業を行うという約束をしました。
その次回の日が来て確認作業を行うとき、会ったとき雑談は特にせず、
確認作業をすぐにとりかかとうとしたところ、
老人「その確認作業はいまじゃなくていいんじゃない?むしろやらなくてもいいんじゃない?」
との言葉になり
僕の心「嘘だろ!?あんたが確認してほしいっていってきたやんけ!こっちだって忙しいなか時間を割いてるんじゃ!ボケ!」
と心の中で思いましたが、
ぐっとっこらえて
僕「これは前回のお打ち合わせの中で必要があるとおっしゃられてたかと思いましたし確認作業をするために本日私達は...etc」
と丁寧に必要性を伝えたのですが一向に理解されませんでした。
ですが、そんな押し問答をしているうちに、別の話にもなり、話をしているうちに
「やっぱり確認作業はしてもらったほうがいいかもね。」
という展開に。
僕「なんじゃこりゃ」
結局最後は確認作業をさせてもらえたのですが、
雑談て大事だったんだなとおもわされた一幕でした。
話は変わりますが、
赤ちゃんは何も喋りませんが泣いているときには必ず何かを求めています。
大抵はお腹が空いていたり、おむつを交換してほしかったりとわかりやすい理由があることもありますが、無意味に泣いているときもあります。
無意味に泣いていると思うときは元気が有り余っているとき、つまり元気を発散して疲れたい状態のときがあります。
その時は思う存分元気を使い果たすまでつきあうしかありません。
今回の事柄は全く別の事柄ですが、奇妙な共通点を感じました。
人は誰かに何かを伝えたい。
老人のお客さんは赤ちゃんの状態で言えば疲れていない状態。
受け入れ体制ではない状態だったのでしょう。
あまりうまくまとまりませんが、
人と接するときには相手が満足するまで付き合う。
そして自分の要求についてはその後に伝える必要がある。
皆様も年配の方々に対しては特に気を使って話を傾聴をすることをオススメします。
赤ちゃんと接するときはつかれるまでこちらも接してあげてください。
そのほうが安全。