【不動産の媒介契約とは】一般媒介?専任?専属専任?どの媒介がいいの?【最適解】
こんにちは。
テセです!
物件を売却したり、貸したりするときに不動産会社とどの媒介契約を結ぶか悩みますよね。
全く知識がない状態で不動産会社に行き媒介契約を言われるがまま契約してしまうのは危険です。
不動産業者との関係を見極めてどの媒介がよいのか考えたいと思います。
【自己紹介】
僕は不動産業界に10年以上携わっています。
不動産屋における良いこと悪いことの様々なケースの取引を見てきました。
【オススメな媒介契約】
結論からお伝えすると、
基本的オススメは信頼できる担当へ専任媒介。
但し、信頼できる担当の見極めができていない場合は一般媒介。
ただ、、、
☆最高にベストな方法☆・・・本当に信頼できる担当者がいれば一般媒介。
です。
専属専任媒介は検討不要。
【媒介契約のポイント】
不動産の募集を頼むときは媒介契約を結ばないといけません。
その際にどの媒介かを選ばないといけません。
ここを一歩間違えると情報が公開され続けなかったり、逆に公開されすぎてしまったりするリスクがあります。
不動産とは情報が命とも言われます。
□各種媒介の特徴
となっています。
【検討するのは専任媒介と一般媒介】
□まずは専任媒介を検討してみる。
メリット
・一生懸命に顧客獲得に向けて活動してくれる。
デメリット
・囲い込みに走る可能性がある。
・3ヶ月間の媒介の有効期限がある。
まずは専任媒介を検討してみましょう。
専任媒介は不動産仲介業者1社に頼む媒介の方法です。
不動産業者は頼まれた業者が1社ということは責任が大きくのしかかります。
そのため募集活動を一生懸命行います。
不動産業者の業界用語としては「元付け」と言ったりします。
物件所有者と直接の窓口であるからです。
専任媒介の業者を経由して他の仲介業者へ依頼することも可能です。
専任媒介であれば基本的に不動産業者は身が引き締まる思いになります。
ただ、担当者によっては上手く活動をしてくれないリスクもあります。
その場合サクッと別の業者に変更が出来ない場合もあるのでそこは注意点です。
□一般媒介を検討してみる。
メリット
・多数の業者に依頼することができる
・レインズに載せる義務は無い。
・契約の有効期限のしばりがない
デメリット
・不動産業者の意識が希薄になる。
・レインズに載せてもらえない場合がある
専任媒介でもし物件の紹介が上手く行きそうにない場合一般媒介を検討しましょう。
依頼する不動産複数の業者に紹介を依頼することができます。
そこで上手く関係を築けそうな不動産会社があればそこの不動産業者に集中することがおすすめです。
一般媒介では複数の不動産業者に紹介が依頼することが出来る分、それによって情報が出すぎて物件としての
鮮度の魅力が落ちてしまう場合があります。
その点不動産業者を一つにまとめることができれば情報のコントロールがしやすいのでおすすめです。
【専属専任媒介は検討対象外】
専属専任媒介は特徴の表でもわかるように売ったり、貸したりする側も縛りの厳しい媒介契約です。
内容としては専任媒介で十分です。
そのため、専属専任媒介は所有者サイドのメリットは大きくないため検討からは外しましょう。
【まとめ】
まずは専任媒介での募集で検討してみて、信頼できる不動産業者を見分けることができるようになれば一般媒介で結び、専任媒介のような関係を築くことをオススメします。
ぜひ媒介契約を結ぶときは参考にしてみてください。